数日前、Google PhotoやAmazon Photoが、一年前の富士山に登ったときの写真を出してきた。
それを見ていると山に登りたくなったので、御前山に登った。
コロナで半年ほど山に行けていなかったので、久しぶりの山登りだった。
コースは、 奥多摩駅→鋸山→鞘口山→御前山→境橋 とした。奥多摩駅から鋸山は約一年前に御岳山、大岳山に登ったときと同じルートを通った。
総距離は約13 kmで、コースタイムは約6.5時間だった。
都内から奥多摩駅までは、6時45分新宿発のホリデー快速おくたまで行った。 登山客は前回御岳山に登ったときと同じくらい乗っていた。
自分を含め、ほとんどの登山客はマスクをしていたが、やはり登山客の装いにマスクはミスマッチだなと感じた。 奥多摩駅には8時30分くらいに着いた。
6時頃に都内の自宅を出たときは暑くて心配になったが、奥多摩は比較的涼しかった。
まずは奥多摩駅から愛宕山を経由して鋸山に登った。 前回、奥多摩駅から鋸山の区間がかなり辛かった記憶があったので、今回はこの区間を前半に持ってきた。 奥多摩駅→鋸山の区間では、他の登山客もちらほらいた。
鋸山に登った後は、少し下って、鞘口山を経由して御前山に向かった。 鞘口山は「さいぐちやま」と読むらしい。
鋸山→御前山のコースでは、他の登山客とほとんど遭遇しなかった。 おそらく鋸山から大岳山に行く人が多いのだろう。
これまでのコースは、鋸山も鞘口山にも眺望の良い場所はなかったが、御前山の山頂は比較的開けていた。 今回は曇っていてあまり景色は良くなかったが、晴れていれば悪くなさそうだ。
ところで、鋸山から御前山の区間はとにかくハエ（多分メマトイ）がひどかった。 立ち止まるとまとわりつかれるので、止まって休憩することもままならず、それで結構疲れた。 御前山の山頂でも座って休憩できず、歩きながらおにぎりを食べた。
ハエがうざすぎたので、山頂で軽く休憩してすぐ下山した。 地図によると御前山から登山口までのコースは東西に2つあるが、なんとなく川沿いを歩きたかったので今回は東側のコースにした。
下山しはじめるとすぐに雨が降ってきた。 森の中の比較的歩きやすい道だったので、濡れはしたが、直接雨に当たることは無かったので不幸中の幸いだった。 もしコースを御前山→鋸山→奥多摩駅にしていたら、鋸山→奥多摩駅までの歩きにくい区間で雨にあっていたので、かなり辛かっただろうなと思う。
途中から登山道が無くなり、舗装道路を歩いた。どうやら去年の台風で一部の道が壊れたらしい。 雨に濡れた舗装道路を下るのは、地面が滑るので大阪人としては結構しんどかった。（ここでまたスベった）
ヒキガエル？もいたりした。
舗装道路を歩いて境橋まで行き、そこからバスで奥多摩駅まで戻った。 当初の予定では、境橋から奥多摩駅まで歩くつもりにしていたが、雨に濡れていたし、バスがすぐ来たのでバスに乗ってしまった。
奥多摩駅に着いた後、以前川苔山に登った後にも来た、もえぎの湯という温泉に入った。 ここは、人が多いときは入場制限があり、前回も少し待った。 おそらく今はコロナ対策で人数を以前より制限しているのだろう、今回は1時間近く待った。
温泉で汗を流し、汗と雨で濡れたパンツをまた履いて電車で帰った。 いつもシャツと靴下は替えを持ってくるのに、毎回パンツを持ってくるのを忘れてしまう。
行きはホリデー快速おくたまで新宿から奥多摩駅まで乗り換え無しで行けるが、帰りは乗り換えがあり、停車駅も多く時間がかかる。
帰りの電車には、奥多摩で遊んだ帰りと思われる外国人がたくさんいて、自分の乗った車両は3分の1くらいが外国人だった。 外国人集団の一部はずっと大きな声で騒いでいて、目を閉じると外国にいるような気分になった。早く外国に旅行に行きたい。
その騒いでいた集団は、マスクをせずに大声で喋っていたので、日本人のおじさんが「マスクをしろ！」と怒る場面があった。 外国人はそれに対して片言の日本語で「私たちコロナ関係無いからマスクしない」と返し、また騒いでいた。 コロナ関係無いってなんだと離れたところから聞いて思ったが、日本人のおじさんはそれ以上何も言わなかった。 もし相手が日本人だったらおじさんはどうしたんだろうな、とか、「騒ぐな！」って言えばなんて返ってきたんだろうか。
やはりレンタカーのほうが楽だなと思った。
新宿についた後は、ねぎしで飯を食べて帰った。 ねぎし、ご飯おかわりすると突然満腹になりがち。
おわり
